夜間の自転車走行でライトを点けるのは、道路交通法で定められた義務です。とはいえ「とりあえず1本だけでいいから安く済ませたい」という場面は、誰しも一度くらいあるのではないでしょうか。
ダイソー・セリア・キャンドゥの各100均には、それぞれ自転車用品コーナーがあり、自転車ライトも置いてあります。なかでもダイソーは品揃えが特に豊富で、110円の入門モデルから1,100円のセンサー付き高機能モデルまで幅広い価格帯が揃っています。セリアはデザイン性を重視した商品が中心で、キャンドゥはシンプルで実用的な商品が安定して手に入りやすいとされています。
ただし注意が必要なのは、100均のライトはあくまで「補助灯」として使うのが無難とされている点です。メインライトとして使う場合、法的な明るさ基準を満たせない可能性があります。この記事では各ショップの商品の特徴・電池の種類・防水性能を整理しながら、安全に選ぶためのポイントをご紹介します。
- ダイソーは110円〜1,100円まで複数モデルがあり、最上位の「センサー付き自転車ライト」は300ルーメン・USB-C充電式で実用性が高いとされている
- セリアはシリコン製のコンパクトなライトが中心で、デザイン性を評価する声が見られる
- キャンドゥでは「2LEDシリコーン自転車ライト」など工具不要で取り付けられる商品が入手しやすいとされている
- 100均ライトは補助灯として活用するのが無難で、メインライトには法的基準(400カンデラ以上)を満たす充電式ライトが推奨されている
100均の自転車ライトはどこで買える?ダイソー・セリア・キャンドゥの取り扱い状況
- ダイソーの自転車ライトの種類と価格帯(110円〜1,100円、複数モデル)
- ダイソーの自転車ライトで使う電池の種類と持ち時間
- ダイソーの自転車ライトに防水機能はある?雨の日の注意点
- セリアで買える自転車ライトの特徴と取り付け方
- キャンドゥの自転車ライトはどんな種類がある?
ダイソーの自転車ライトの種類と価格帯

ダイソーは自転車用品の品揃えが非常に豊富で、自転車用品売り場には簡易的なものから高機能なものまで複数の種類が並んでいます。110円の入門モデルから100円ショップの枠を超えた性能の上位モデルまで幅広く揃っており、2025年12月現在の主力商品は以下のとおりです。
最上位モデルとして注目されているのが「センサー付き自転車ライト(SL-BS30DS)」で、価格は1,000円(税込1,100円)です。オーム電機が製造しており、明るさは300ルーメン。周囲の明るさを感知して自動で点灯・消灯するオートセンサー機能を搭載しています。「1000円でこの明るさはコスパ良すぎ。USB-Cで充電できるのが現代的で助かる」「オートモードにしておけばトンネルに入った瞬間に点くから便利」といった口コミが多く見られます。
「サイクルライト」は100円(税込110円)のシリコン製で、ハンドルバーに巻き付けるだけで取り付けできます。明るさは5ルーメン程度とされており、補助灯前提の商品ですが、価格の手軽さが最大の魅力です。
そのほか、110円(税込)の商品として「自転車ライト5LEDブラック」(単4電池4本・連続点灯目安約12時間)、「2LED自転車ライト前用乳白色」(CR2032×2個付属・工具不要のシリコーンゴム取り付け・連続使用目安約15〜20時間)、「自転車用フロントライト(3LED)」(単4電池3本・連続点灯約11時間)、「5LEDリアライト」(単4電池2本・サドルバー固定式・振動でも消えない)が展開されています。
中間価格帯には「COBストラップライト」が330円(税込)で販売されているとの情報があります。300ルーメンのCOB LEDを搭載し、USB Type-C充電式との報告があり、クリップも付属しているためバッグに差して夜道の歩行時にも使えるとされています。

ダイソーの自転車ライトで使う電池の種類と持ち時間

購入前に確認しておきたいのが、電池の種類です。商品によって仕様が異なるため、同じシリコン製でも使う電池が違うことがあります。主な商品の電池仕様をまとめると以下のとおりです。
「サイクルライト」の電源はコイン形リチウム電池CR1220が2個(別売)で、常時点灯で8時間、点滅では24時間もちます。ただし、CR1220はCR2032の約6分の1程度の容量しかないとされており、CR1220使用モデルは頻繁な交換が必要になる場合があります。
「2LED自転車ライト前用乳白色」はCR2032が2個付属しており、連続使用目安は約15〜20時間です。「自転車ライト5LEDブラック」は単4電池4本使用で連続点灯約11〜12時間となっています。
実際の明るさについては、「自転車ライト5LED」の最大の明るさは実測16.3lmで、電池の消費とともに暗くなる傾向があるとの検証結果があります。点灯終了20分前には半数以上の光が失われたとも報告されています。一方、平日毎日30分利用しても電池交換は月2回以下で済む計算になるとのことです。
乾電池式ライトは総じてUSB充電式より暗めとされており、電池が少なくなると少しずつ暗くなりがちという傾向も指摘されています。走行中に電池が切れても、コンビニで電池を調達できればすぐ復旧できるのは乾電池式ならではのメリットです。
ダイソーの自転車ライトに防水機能はある?雨の日の注意点

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防水性能は、価格帯によって大きく違います。110円の商品(5LEDブラック等)は防水仕様ではなく、大雨の中での使用は難しいとされています。330円の「COBストラップライト」についても、IPX3のような防水性能はないと説明されています。
唯一の例外が1,100円モデルの「センサー付き自転車ライト」で、防水等級IPX3を備えており、通常の雨はしのげます。ダイソーの自転車ライトラインナップのなかで防水等級が設定されているのはこの商品だけです。
防水でないライトを雨の日に使うのは避けるよう推奨されています。ただし、シリコン製の「2LED自転車ライト」については、本体はシリコンで電池は裏から入れる構造のため、少しくらいの雨で短時間なら問題なさそうという使用者の見解もあるとのことです。また、ライトとシリコンの継ぎ目をコーキング剤や木工用ボンドで埋めれば雨の日でも使えるようになるかもしれないという改造例も紹介されています。
雨の日の対応策として実用的なのが、駐輪時にライトを取り外して持ち歩くことです。盗難防止にもなりますし、シリコン製ライトは工具不要で着脱できるため、その点の使い勝手は申し分ありません。
セリアで買える自転車ライトの特徴と取り付け方

セリアにも自転車用品コーナーがあり、おしゃれな雑貨が多い同店らしいラインナップが揃っています。ただし、セリアには公式のオンラインストアがないため、リアルタイムでの在庫確認は難しいとされています。店舗によって品揃えが大きく異なるため、最寄りの店舗を直接確認するのが確実です。
調査情報によると、ダイソーと同一のサプライヤーから供給されていると思われる類似商品や、シリコン製のコンパクトなライト(白・赤の2色展開など)が販売されていることがあるとのことです。SNSでの口コミには「セリアのライトは見た目がシンプルで自転車の雰囲気を壊さない」「明るさはそこそこだけど、サブライトとして使うには十分かわいい」といったデザイン性を評価する声が見られます。
実際に確認されている商品としては「セーフティリアライト」があります。シリコンカバーのゴムパッキン部分に電池を入れ込んで巻き付けてフックで固定する方式とされており、点灯・早い点滅・遅い点滅・消灯の切り替えが可能との報告があります。シリコン製のため、自転車以外にも杖やバッグ・ウォーキング時に指につけるなど多様な使い方ができるとのことです。
「5LEDサイクルフラッシュライト」はハンドルバーへ取り付けるタイプで、ライト部分を取り外して懐中電灯としても使える2役仕様との報告があります。「自転車用3LEDフロントライト」はハンドルバーへ固定するタイプで、直径2.2cmまで取り付け可能で、単4乾電池3本を使用するとのことです。
キャンドゥの自転車ライトはどんな種類がある?

100均のなかでも、キャンドゥは公式ネットショップで取り扱いが確認できる点が助かります。安定して入手しやすい環境が整っているとされており、「とりあえず補助灯を一本追加したい」という場面に向いています。
代表的な商品が「2LEDシリコーン自転車ライト」です。価格は100円(税込110円)、サイズは約80×31×30mm、工具不要で取り付けられます。シリコンゴム製のため、ハンドルの太さを問わず装着できる点も特徴です。お試し電池付きの商品もあり、購入してすぐ明るさを確認できます。
電池の種類については、CR2032またはCR1220など仕様が混在しているとの情報があり、購入時はパッケージの「対応電池」を必ず確認することが推奨されています。
リア用の商品としては「マルチLEDライト・リア用」があります。シリコン素材の巻き付けタイプでサドルバーに取り付ける尾灯とのことで、ライトの中央にスイッチがあり、ON/OFF・速い点灯・遅い点灯で切り替え可能で、コイン電池2個を使用するとの報告があります。
SNSでの口コミでは「100円だから壊れても買い替えやすい」「子供の自転車の補助ライトとしてつけている」など、予備や補助用として活用しているユーザーが多いようです。
100均の自転車ライトを安全に使うための選び方と注意点
- 100均の自転車ライトを補助灯として活用する方法
- 道路交通法で求められる自転車ライトの明るさ基準
- 100均ライトと充電式ライトの明るさと性能を比較
100均の自転車ライトを補助灯として活用する方法

100均の自転車ライトは、メインライトではなく補助灯として使うのが望ましいとされています。ただ、補助灯としての使い方を工夫すれば、安全性を高めたり利便性を広げたりする場面は意外と多くあります。
複数のライトを取り付けることは安全面で効果的です。2つ取り付けて片方を点滅させておくと視認性が上がり、1つが電池切れになっても安心できます。価格が安い分、前後にまとめて取り付けるのも現実的な選択です。
シリコン製ライトの着脱しやすさを活かす方法もあります。工具不要で外せるため、駐輪時に取り外して持ち歩けば盗難防止になります。小型軽量なのでカバンに入れておけば、簡易な懐中電灯としても使えます。
ダイソーの「COBストラップライト」にはクリップが付いており、バッグなどに差して夜道の歩行時にも使えるとされています。セリアの「5LEDサイクルフラッシュライト」はライト部分を取り外して押し入れや物置の暗い場所、災害避難時の足元照らしに活用できるとの紹介もあります。
セリアの「セーフティリアライト」は自転車以外に指やカバンに取り付けて、夜道のウォーキング・登山・お年寄りの杖にも使えるとのことです。購入したコストを幅広く活かせる多用途性は、100均ライトならではのメリットといえます。
通勤や通学でメインに使う場合には、100均のライトだけでは光量や防水性の面で不安が残るとの報告もあります。「100均ライトは予備としてカバンに入れておく」という使い分けが最も賢い選択という見方があります。
道路交通法で求められる自転車ライトの明るさ基準

ライトを選ぶ前に知っておきたいのが、法的な明るさ基準です。道路交通法や各都道府県の条例では、前方10メートル先の障害物を確認できる明るさが求められています。東京都などでは400カンデラ以上の明るさが必要とされており、100均の小型ライトだけではこの基準を満たせない場合があります。
前照灯の色は白色または淡黄色と定められており、赤や青のライトは前照灯として使うことができません。また、前照灯は点滅ではなく点灯した状態での使用が推奨されています。
実際の数値を見ると、ダイソーの「サイクルライト」や「2LED自転車用フロントライト」は5ルーメンで、前照灯としての光度を満たさず補助灯前提と説明されています。「自転車ライト5LED」の最大の明るさは実測16.3lmで、街中を走るときに必要とされる150lmを大きく下回るとの検証結果があります。
100均の簡易的なLEDライト(特に100円商品)は、実測で15〜50ルーメン程度にとどまることが多いとされており、「前を照らす」というより「相手に存在を知らせる」ための明るさという表現もあります。こうした情報をもとに考えると、100均の安価なライトだけでは道路交通法上の前照灯の基準を満たせない場合があり、補助灯としての使用が無難です。
100均ライトと充電式ライトの明るさと性能を比較
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USB充電式と乾電池式、どちらにするかで迷う場面もあると思います。それぞれの特徴を把握しておくと選びやすくなります。
USB充電式のメリットとしては、明るいこと・バッテリーが切れる直前まで暗くなりにくいことが挙げられています。デメリットは走行中にバッテリーが切れると使えなくなること・満充電に数時間かかること・価格が比較的高いことです。乾電池式は反対に、コンビニで電池を調達できれば走行中でも即復旧できる点と価格の安さがメリットとされています。一方で総じてUSB充電式より暗く、電池が少なくなると少しずつ暗くなりがちな点がデメリットです。
必要な明るさの目安について、夜でも明るい市街地をスピードを出さずに走る場合は100〜200ルーメン程度あれば十分とされています。郊外の比較的暗い場所やロードバイクなどある程度スピードを出す場合は400ルーメン以上が安心とされています。街灯の少ない夜道には300ルーメン以上が推奨されているとの情報もあります。
通販のメーカー製ライトのメリットとして、JIS規格適合(400カンデラ以上の明るさを保証する製品が多い)、高い防水等級(IPX4以上など)、大容量バッテリーで頻繁な電池交換が不要という点が挙げられているとの報告があります。
ダイソーの1,100円モデルはIPX3防水がある程度考慮されていますが、100円の簡易的なライトは防水非対応がほとんどです。夜道をメインで走るなら、USB充電式の300〜400ルーメン以上のライトを主灯とし、100均ライトを補助灯として組み合わせる方法が現実的と考えられます。
100均の自転車ライトの選び方と活用ポイントまとめ
この記事のまとめです。
- 自転車ライトはダイソー・セリア・キャンドゥの各100均で購入可能で、ダイソーが最も品揃えが豊富との報告がある
- ダイソーは110円の入門モデルから1,100円のセンサー付き高機能モデルまで幅広い価格帯が揃っている
- 1,100円の「センサー付き自転車ライト」は300ルーメン・USB-C充電・IPX3防水・オートセンサー機能付きとされている
- 110円のライト(サイクルライト・2LED自転車ライト等)の明るさは実測5〜16ルーメン程度で、補助灯としての使用が前提とされている
- セリアはシリコン製のコンパクトなライトが中心で、デザイン性を評価する口コミが見られる
- キャンドゥでは工具不要で取り付けられる「2LEDシリコーン自転車ライト」などが入手しやすいとされている
- 使用する電池の種類はCR1220・CR2032・単4電池と商品によって異なるため、購入時にパッケージを確認する必要がある
- CR1220はCR2032の約6分の1の容量とされており、CR1220使用モデルは頻繁な電池交換が必要になる場合がある
- 100均ライト(110円モデル)はほとんどが防水非対応のため、雨天時は取り外して持ち歩くことが推奨されている
- ダイソーの1,100円モデルのみIPX3防水に対応しているとされている
- 道路交通法では前方10メートル先の障害物を確認できる明るさ(東京都等では400カンデラ以上)が求められており、100均の安価なライトだけでは基準を満たせない場合がある
- 100均のライトはメインライトではなく「補助灯」または「予備」として活用するのが安全面で無難とされている
- 夜道をメインで走るなら、USB充電式の300〜400ルーメン以上のライトを主灯とし、100均ライトを補助灯として組み合わせる方法が現実的と考えられる
- シリコン製ライトはハンドルへの脱着が簡単なため、盗難防止として駐輪時に取り外して持ち歩くことができる
- 100均ライトは自転車以外にも、カバンや杖・ウォーキング時の補助灯・懐中電灯としても活用できる商品がある

