ダイワサイクル(daiwa)の自転車とは?店舗ブランドとサービスを解説

「ダイワサイクルって、ショッピングモールでよく見かけるけど、ロードサイドの店舗とどう違うの?」

街なかや大型ショッピングモールの近くを走っていると、「DAIWA CYCLE」の看板を目にしたことがある方も多いのではないでしょうか。実はダイワサイクルは、1980年創業の自転車専門チェーンで、現在は全国130か所(2024年9月現在)にまで展開しています。

ただし、各店舗が同じコンセプトで運営されているわけではありません。「DAIWA CYCLE」「DAIWA CYCLE STYLE」「DAIWA CYCLE PRO」という3つのブランドがあり、取り扱い商品やサービス内容がそれぞれ異なっています。

また近年は、物価高で出費を抑えたいという方に向けた、お求めやすい価格帯のオリジナル電動アシスト自転車を6モデルラインナップしていることでも注目されています。69,800円(税込76,780円)〜という価格設定は、ナショナルブランドが中心だった電動アシスト市場では一線を画す取り組みといえます。

この記事では、ダイワサイクルの成り立ちや3ブランドの違い、取り扱う電動アシスト自転車の種類、購入時・購入後のサポートサービス、そしてオンラインストアと店舗受取りサービスの活用方法まで、詳しく解説していきます。

この記事のポイント
  • ダイワサイクルは1980年創業、全国130店舗を超える自転車専門チェーン
  • DAIWA CYCLE・STYLE・PROの3ブランドが展開されており、コンセプトが異なる
  • オリジナル電動アシスト自転車を69,800円(税込76,780円)〜ラインナップ
  • 同店購入なら出張修理費0円など充実したアフターサービスが用意されている
目次

ダイワサイクル(daiwa)の基本情報と店舗展開

  • ダイワサイクルとは?創業から現在の規模まで
  • 3つの店舗ブランドとコンセプトの違い
  • ダイワサイクルが扱う電動アシスト自転車の種類

ダイワサイクルとは?創業から現在の規模まで

ダイワサイクルは、大阪府吹田市に本社を置く自転車専門店チェーンです。1980年の創業当時は、八尾駅の駐輪場経営からスタートしたとされています。その後1982年に自転車販売・修理の小売店も併設するようになり、1990年9月には「有限会社大和」として法人設立されました。

1999年には八尾市にチェーン展開の第1号店「だいわ自転車青山店」がオープン。これをきっかけに関西地方を中心とした展開が進んでいきます。2006年からはインターネット通販も開始し、販売チャネルを広げました。

関東への進出は2007年6月で、東京都世田谷区に「だいわ自転車世田谷烏山店」をオープン。その後は埼玉県(2009年)、神奈川県(2009年)、愛知県(2010年)、千葉県(2014年)、京都府(2020年)、奈良県(2022年)、滋賀県(2025年)と、全国各地へ展開を続けています。

2021年1月には商号を現在の「DAIWA CYCLE株式会社」に変更し、本社も大阪府吹田市の江坂ソリトンビル5Fに移転しました。2022年3月には店舗数100店舗を達成(東京都練馬区の練馬土支田店がその節目となった)し、2023年11月8日には東京証券取引所グロース市場に上場を果たしました。

2025年1月期の売上高は183億4932万円、営業利益は13億7581万円、従業員数は645名となっています。

2024年9月現在の実店舗数は全国130か所で、埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・滋賀の各都道府県に展開しています。事業内容は自転車の販売、修理・メンテナンス、関連部品・用品の販売で、東京本部は神奈川県川崎市宮前区に置かれています。

3つの店舗ブランドとコンセプトの違い

ダイワサイクルでは、3つの店舗ブランドを展開しており、それぞれのコンセプトやターゲット層が異なっています。

DAIWA CYCLE(ダイワサイクル)は、ロードサイドを中心に展開する自転車専門店です。地域特性に合わせた商品構成に力を入れており、地域ごとのニーズに対応した品揃えが特徴となっています。また、このブランドではダイワサイクルの独自サービスである「出張修理サービス」と「ご自宅等への配送」を受け付けています。つまり、出張修理や配送を重視する方はこのブランドの店舗を選ぶことが重要です。

DAIWA CYCLE STYLE(ダイワサイクルSTYLE)は、大型ショッピングモールを中心に展開するファミリー向けの自転車専門店です。以前は「Cycle studio silver ring(サイクルスタジオ・シルバーリング)」という名称で運営されていましたが、後にDAIWA CYCLE STYLEにブランド名が変更されました。ショッピングモール内という立地から、買い物ついでに立ち寄りやすい点が特徴といえます。

DAIWA CYCLE PRO(ダイワサイクルPRO)は、ロードバイクを中心としたスポーツバイク専門店です。こちらもかつては「Cycle studio silver ring PRO(サイクルスタジオ・シルバーリングPRO)」として展開されていたブランドです。フィッティングマシンを完備しており、スポーツバイクの本格的な購入・フィッティングを検討している方に向いています。

出張修理や自宅への配送サービスを利用したい場合は「DAIWA CYCLE」ブランドの店舗での購入が前提となります。ショッピングモール内にある「DAIWA CYCLE STYLE」ではこれらのサービスが受けられない点を事前に確認しておきましょう。

ダイワサイクルが扱う電動アシスト自転車の種類

ダイワサイクルでは、電動アシスト自転車のラインナップが充実しています。電動アシスト自転車とは、ペダルを踏む力や回転速度をセンサーが感知し、その情報をもとにモーターがペダルを漕ぐ力を補助する自転車です。通常の自転車よりも少ない力でスムーズに走り出すことができ、免許が不要で通勤・通学・買い物・アウトドアなど幅広いシーンで活躍します。

取り扱うカテゴリは大きく4種類に分かれます。

まずシティサイクルタイプは、買い物・通勤・通学など日常生活での移動に適したモデルです。普段使いに便利な装備が標準搭載されているものが多く、最も一般的なカテゴリとなっています。

子供乗せタイプは、車体の前後にチャイルドシートを取り付けてお子様と一緒に移動できる自転車です。安定感が確保しやすい20インチ程度の小径車や、乗り降りしやすいU字型フレームが人気とされています。

スポーツ・eバイクタイプは、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどを電動化したモデルで、通勤から本格的なスポーツ走行まで対応します。

コンパクトタイプは主に20インチ以下の小径車で、保管場所を取らず折りたたみ可能なモデルも多くあります。

メーカー別では、パナソニック・ヤマハ・ブリジストンの3社を取り扱っています。パナソニックは子乗せから通勤・eバイクまで豊富なラインナップを展開し、高品質なバッテリーにも定評があります。ヤマハはスムーズな走り出しが好評で、電動アシスト自転車を初めて利用する方でも違和感なく乗れるとのことです。ブリジストンはパンクに強いタイヤや走行中に自動で充電する機能など、独自の技術を活かした製品を提供しています。

ダイワサイクルで自転車を選ぶときに知っておきたいこと

  • 電動アシスト選びで見るべきバッテリー・サイズ・変速の基準
  • ダイワサイクルオリジナル電動アシスト6モデルの価格と特徴
  • 購入時・購入後のサポートサービス内容
  • オンラインストアと店舗受取りサービスの活用方法

電動アシスト選びで見るべきバッテリー・サイズ・変速の基準

電動アシスト自転車を選ぶ際に、特に重要なポイントとなるのがバッテリー・タイヤサイズ・変速の3つです。

バッテリー容量は、一度の充電で走行できる距離や購入価格に大きく影響します。容量が大きいほど長距離走行が可能になり、バッテリー切れの心配や充電の手間も減ります。頻繁に利用する方、長距離・坂道をよく走る方、寒い地域に住む方には大容量バッテリーが向いています。一方、利用頻度や距離が限定的な場合は、6.0Ahクラスのお手頃なバッテリーも選択肢になるとのことです。

タイヤサイズについては、小型タイヤと大型タイヤでそれぞれ特性が異なります。小型タイヤは小回りが利き、重心が低いため安定した走行が可能です。大型タイヤは漕ぎ出しに力が必要ですが、一度スピードが上がると加速しやすく、長距離移動に適しています。

子供乗せタイプを選ぶ際は、20インチ程度の小径車がお子様の乗車位置を低くして安定感を高めるとされています。女性には20インチが人気ですが、男性には24インチや26インチも選択肢になるとのことです。コンパクトタイプの16〜18インチは、マンションのエレベーターでの移動や室内保管にも対応しやすい点が魅力です。

適応身長については、メーカーカタログに記載されている「サドルを一番低くした状態で両足のつま先が地面につく身長」が目安とされています。ただし安定した運転のためには、両足のかかとが地面につく方が望ましいとされているため、適応身長はあくまで参考値として、試乗して乗り心地を確認することが推奨されています。

変速機能があれば、ギアを調整することで運転者への負担を軽減できます。多くのモデルは3〜5段変速ですが、上級モデルには10段以上の変速機能を持つものもあります。またアシストモードは多くのモデルで3段階(パワー/オート/エコ)が搭載されており、シーンに応じて切り替えることでバッテリーを効率よく使えます。

子供乗せ自転車については、乗せる子供の人数も考慮が必要です。最初から2名同乗モデルもありますが、1人同乗モデルにチャイルドシートを追加する場合は、車体とシートの適合性を必ず確認するよう案内されています。

ダイワサイクルオリジナル電動アシスト6モデルの価格と特徴

ダイワサイクルは、物価高で家計の負担が増すなかで出費を抑えたいという方に向けて、独自開発のオリジナル電動アシスト自転車6モデルを発売しています。「多様化する電動アシスト自転車の利用スタイルに柔軟に対応するため」という企画背景を持つラインナップで、関東・中部・関西を中心に116か所(2023年6月時点)の実店舗および公式オンラインストアで販売されています。

各モデルの概要は以下のとおりです。

e-Fit’z II(イーフィッツ2)は税込95,700円。26インチ、バッテリー容量5.8Ah、エコモードで約28km走行可能。内装3段変速で、跨ぎやすい低床フレーム設計が特徴です。普段使いのスタンダードモデルとして、はじめて電動アシスト自転車を購入する方にも向いているとのことです。

e-Fit’z mini(イーフィッツ ミニ)は税込91,300円。20インチ、バッテリー容量5.8Ah、エコモードで約23km走行可能。漕ぎ出しが軽く小回りも利くため、信号や曲がり角の多い街中の走行に向いています。エレベーターなど狭いスペースでも扱いやすいとされており、マンション住まいで駐輪スペースに悩む方向けのモデルです。

e-Lumina(イールミナ)は税込104,500円。26インチ、バッテリー容量8.5Ah、エコモードで約53km走行可能。外装6段変速で、高輝度ライトを搭載し夜間走行の安全をサポートする通勤・通学向けモデルです。

e-BIZNEO(イービズネオ)は税込102,300円。27インチ、バッテリー容量8.5Ah、エコモードで約43km走行可能。外装7段変速で、フロントバスケット・泥除け・ライトなど通勤通学に必要な装備が標準搭載されています。

e-ACORDE(イーアコルデ)は税込102,300円。タイヤサイズ700×32C、バッテリー容量8.5Ah、エコモードで約50km走行可能。車両重量17.1kgと軽量なアルミフレームを採用した電動クロスバイクです。リアハブモーター搭載でダイレクトなアシスト力が特徴とのことです。

e-BMME(イービーム)は税込76,780円で6モデル中最も手が届きやすい価格帯です。16インチ、バッテリー容量4.0Ah、走行距離25km(ワンモード)。マンションのエレベーターにも乗せられるコンパクトサイズで、アシストON/OFFのワンモードによるシンプルな操作が特徴です。

各モデルの走行距離はアシストモードによって異なります。たとえばe-Fit’z IIはエコモード約28km・平坦モード約21km・坂道モード約20kmと、モード別に記載されています。購入前に自分の利用パターンに合ったモードでの走行距離を確認しておきましょう。

購入時・購入後のサポートサービス内容

ダイワサイクルでは、購入時と購入後にそれぞれ独自のサービスが用意されています。

購入時の独自サービスとして「自転車総合安心サポート(サポートパック)」があります。これは有償のサービスで、店舗購入またはネット購入の店舗受取りをしたお客様限定となっています。サポートパックには以下の内容が含まれています。

  • 半年ごとの無料点検
  • 盗難補償
  • ダイワ保証(ベーシック・プレミアムパック)
  • 自転車保険
  • 修理工賃10%引き
  • バッテリー値引券(電動アシスト自転車購入者のみ)
  • 自転車値引券

購入時の基本サービスとしては、自転車の処分(新車1台購入で古い自転車を550円税込〜)、防犯登録の登録・抹消(他店購入の自転車も可)、ご自宅等への配送(DAIWA CYCLEのみ、配達料2,200円税込〜)、パーツ取り付け(同店購入の場合は工賃無料)なども用意されています。

購入後の独自サービスとして特に注目されるのが「出張修理サービス」です。パンクや鍵紛失など自走が困難な故障・トラブルの際に、スタッフが現地に駆けつけて修理を行います。同店購入またはネット購入の店舗受取りをしたお客様の場合は出張費0円(部品代・工賃は別途)。他店で購入した自転車の場合は別途出張費が必要となります。なお、出張修理サービスはDAIWA CYCLEブランドの店舗でのみ受け付けています。

店舗での修理サービスとしては、パンク修理(最速5分、990円税込〜)、タイヤ・チューブ交換、パーツ交換、防錆加工(購入後でも可)、空気入れ(他店購入の自転車も無料)などが用意されています。各種点検は自転車安全整備士の資格を持った専門スタッフが担当するとのことです。

出張修理サービスはDAIWA CYCLEブランドの店舗でのみ受け付けており、DAIWA CYCLE STYLEでは利用できません。また、実店舗がある都道府県の指定地域に限られる点も事前に確認しておきましょう。

オンラインストアと店舗受取りサービスの活用方法

ダイワサイクルでは、実店舗以外にもオンラインストアが複数用意されています。

公式のオンラインストアは「ec.daiwa-cycle.co.jp」で運営されており、オリジナル電動アシスト自転車6モデルをはじめ多数の商品が掲載されています。また、Yahoo!ショッピングのダイワサイクルオンラインストアでも購入が可能です。

Yahoo!ショッピングで確認できる価格例としては、ダイワサイクルのシティサイクル「フィッツ26インチ(FIT26-II)」が19,800円(税込)、電動アシスト自転車「e-フィッツIII(E-FIT26)」が89,980円(税込)、「e-ルミナG」が109,780円(税込)などが挙げられています。

ネット通販は時間や場所を選ばず購入できる利便性があり、実店舗より価格が抑えられる場合もあるとのことです。一方、実店舗では実際に商品を確認したり試乗したりすることができ、オプションの相談や取り付け依頼、操作説明、アフターサービスの利用も可能です。

ダイワサイクルでは「ネット購入・店舗受取りサービス」も展開しており、公式オンラインストアで注文・決済した後に、お近くの店舗で受け取ることができます。このサービスを利用することで、ネット通販の利便性と実店舗でのサポートを組み合わせることが可能です。なお、店舗受取りで購入した場合はサポートパックや出張修理サービスの対象にもなる点が、通常の宅配と異なる大きなメリットとなっています。

ダイワサイクル(daiwa)の自転車選びとサービスのポイントまとめ

この記事のまとめです。

  • ダイワサイクルは1980年創業、八尾駅の駐輪場経営からスタートした自転車専門チェーン
  • 2022年に店舗数100店舗を達成、2023年に東京証券取引所グロース市場へ上場
  • 2024年9月現在、全国130か所に実店舗を展開(埼玉・千葉・東京・神奈川・愛知・京都・大阪・兵庫・滋賀)
  • 3つのブランドがある:DAIWA CYCLE(ロードサイド)・DAIWA CYCLE STYLE(ショッピングモール)・DAIWA CYCLE PRO(スポーツバイク専門)
  • 出張修理・自宅配送サービスはDAIWA CYCLEブランドの店舗のみで受け付け
  • 取り扱いメーカーはパナソニック・ヤマハ・ブリジストンの3社
  • オリジナル電動アシスト自転車は6モデルで、69,800円(税込76,780円)〜の価格帯
  • 通勤・通学向けのe-Luminaはバッテリー8.5Ah・エコモード約53kmの走行が可能
  • 購入後の出張修理サービスは、同店購入なら出張費0円(部品代・工賃は別途)
  • サポートパックには盗難補償・自転車保険・修理工賃10%引きなどが含まれる
  • 店舗受取りサービスを使えばネット購入でもサポートパックや出張修理の対象になる
  • 電動アシスト選びはバッテリー容量・タイヤサイズ・変速の3点が判断基準の軸になる
  • 空気入れは他店購入の自転車でも店頭で無料対応
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この記事を書いた人

はじめまして、チャリネコです。
子どもから大人まで、きっと誰もが一度は乗ったことのある自転車。
とても身近な乗り物だけど、実は知らないことっていっぱいありませんか?

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