1.7kmを自転車で移動すると何分かかる?時間の目安と距離感を解説

1.7kmを自転車で移動すると何分かかる?時間の目安と距離感を解説

1.7kmって、自転車だと何分くらいかな?

駅から職場まで、あるいは学校の最寄りからの帰り道——。地図アプリで距離を調べたら「1.7km」と表示されて、「これって自転車で何分くらいかかるんだろう」と気になったことはないでしょうか。

徒歩だとちょっと遠い気がするし、バスに乗るほどでもない。そんな微妙な距離こそ、自転車が最も力を発揮するシーンです。ただ、実際のところ1.7kmを走るのにどのくらい時間を見ておけばいいのか、初めてのルートではイメージしにくいですよね。

この記事では、1.7kmを自転車で移動する際の所要時間の目安を、信号の影響や自転車の種類による違いも含めて整理します。徒歩・バス・車との比較や、通勤・通学での活用方法まで具体的なデータをもとにお伝えします。

この記事のポイント
  • 市街地で1.7kmを自転車で移動すると、信号込みで7〜9分が目安
  • 同じ距離でも徒歩では約21分、バスは待ち時間含めて20分以上になることも
  • ロードバイクもママチャリも、市街地では所要時間にほとんど差が出ない
  • 1.7kmは通勤手当の非課税対象となる2km以下の距離で、自転車が最速になりやすい
目次

1.7kmを自転車で移動すると何分かかる?時間の目安と距離感

  • 市街地での1.7km自転車所要時間の目安(7〜9分)
  • 徒歩・バスと比べた1.7kmの移動時間
  • 自転車の種類と速度による1.7km移動時間の違い
  • 信号や坂道が1.7km自転車の所要時間に影響する理由

市街地での1.7km自転車の所要時間の目安

市街地での1.7km自転車の所要時間の目安

1.7kmを自転車で移動する場合、市街地では信号込みでおよそ7〜9分が目安です。

一般的な自転車(ママチャリ含む)の平均時速は12〜18km程度で、間をとると平均15kmほど。この速度を基準にすると、1kmにかかる所要時間はおよそ4分です。計算式はシンプルで、「距離(km)× 4分」のみ。1.7kmなら1.7 × 4 = 6.8分が基本の目安というわけ。信号がほとんどなければ約7分で走れます。

ただし、これは信号待ちがほとんどない場合の数字です。市街地では信号で止まることが多く、自転車の分速はおよそ190mほど。この分速で計算すると1700 ÷ 190 = 約9分になります。距離別の所要時間として、1.5kmで約6分、2.0kmで約8分というデータがあります。1.7kmはちょうどその中間にあたり、7〜8分程度が実態に近い数字でしょう。

一方、郊外の信号が少ない道路では1kmあたり3分が目安。1.7kmなら約5分で走れます。サイクリングロードなどの信号がない環境では1kmあたり2〜3分——1.7kmなら3.5〜5分程度が見込めます。

国土交通省の資料でも、自転車の平均時速は15km/hとして計算されています。

市街地での1.7km自転車移動は7〜9分の幅があり、信号に複数回引っかかる場合は10分近くかかることもあります。余裕をもって「10分以内」と見ておくのが実用的でしょう。

1.7kmを徒歩・バス・車と比べた移動時間

1.7kmを徒歩・バス・車と比べた移動時間

気になるのが徒歩との差ですよね。1.7kmという距離は、移動手段によって所要時間が大きく変わります。

まず徒歩の場合、人の歩行平均速度は時速4.5kmほどです。不動産広告では徒歩1分=80mが基準で、1700m ÷ 80 = 約21分が計算上の徒歩所要時間。実際には信号待ちが加わるため、30分近くかかるケースも少なくありません。

自転車はこの徒歩の約3倍速く移動でき、徒歩20分の道のりは自転車で約7分が目安です。1.7kmで考えると、この比率がそのまま当てはまるというわけ。

バスについては、街中の停留所間隔は250〜500m程度で、2kmの区間ではおおむね4〜5停留所ほどを通過します。乗降・信号待ち・渋滞を含めると10〜15分かかることが多く、さらに待ち時間が加わると合計20分を超えるケースも。

車は渋滞がなければ2〜3分で走れますが、駐車場を探す時間が10分以上かかることもあります。国土交通省の資料では車の駐車に7分を加算しています。一方、自転車は駐輪にかかる時間も短く、料金も安価なケースが多いのがポイント。コスト面でも優位な移動手段です。

2km以内の距離なら自転車が最速の移動手段になります。1.7kmはまさにその範囲内です。

自転車の種類と速度による1.7km移動時間の違い

自転車の種類と速度による1.7km移動時間の違い

自転車の種類によって走行速度の目安は異なりますが、市街地での1.7kmに限っては、車種による所要時間の差は思ったほど大きくありません。

各車種の平均時速と1.7km換算を見てみましょう。ママチャリ(シティサイクル)の平均時速は12km程度で、単純計算では1.7kmで約8.5分です。クロスバイクは平均時速18km程度で約5.6分。ロードバイクは平均時速25km程度で約4分強が目安です。電動アシスト自転車は平均時速18km程度で約5〜6分が見込まれます。

しかし実際の市街地では、ロードバイクでもママチャリでも所要時間にほとんど差が出ません。理由はシンプル——信号です。スタートしてもすぐ次の信号で止まるという状況が繰り返されると、高速で走れるロードバイクのスピードを活かしにくくなります。市街地走行では、むしろ車種よりもルートの信号数の方が時間を左右するというわけ。

市街地で有利なのは、スタートダッシュが得意で小回りが利くミニベロや、発進時の加速が強い電動アシスト自転車です。信号が多い市街地では、こうした特性を活かした乗り方をしてみてください。

ロードバイクのスピードが活かせるのは、信号の少ない郊外やサイクリングロードです。1.7km程度の市街地移動では、手持ちの自転車をそのまま使うのが現実的でしょう。

信号や坂道が1.7km自転車の所要時間に影響する理由

信号や坂道が1.7km自転車の所要時間に影響する理由

市街地で1.7kmを自転車で走る場合、信号と坂道の2つの要素が所要時間に大きく影響します。想像以上に大きな差が出ることも少なくありません。

信号については、日本の信号機の平均待ち時間は1〜2分30秒との報告があります。大きな幹線道路を1回渡るだけで所要時間が2分追加され、交差点を数回渡る場合は5分の追加が確認されています。ルートに大きな交差点が含まれていないか、事前にチェックしてみてください。

実例として、3.3kmの走行で交差点2回渡り(+5分追加)を含めると、計算上の13.2分が実際には20分弱になったというケースもあります。これは電動ママチャリ・時速15kmでの走行実績です。また、26kmの走行で交差点50箇所を通過し、半分に引っかかると30分ものロスになります。信号で止まるたびに平均速度が落ちるため、ルート選びが所要時間に直結するというわけ。

坂道については、坂のある道は電動でないとつらいという声が多い傾向です。平坦な道に比べてスピードが落ちるだけでなく、体力の消耗も大きくなります。1.7kmでも、坂道の有無で所要時間と疲労度は大きく変わるもの。できれば平坦なルートを選ぶのがおすすめです。

同じ1.7kmでも、通る道の信号数・坂道の有無によって実際の所要時間は大きく変わります。初めて走るルートは、Googleマップなどで事前に確認しておきましょう。

1.7km自転車移動を快適にする通勤・通学の活用ポイント

  • 1.7km自転車通勤のメリットとコスト削減効果
  • 自転車で1.7kmの所要時間を事前に計算する方法
  • 雨の日・悪天候時の1.7km自転車移動の対処法

1.7km自転車通勤のメリットとコスト削減効果

1.7km自転車通勤のメリットとコスト削減効果

1.7kmという距離は、自転車通勤にとって非常に使いやすい距離です。2km以内なら自転車が最速の移動手段になり、1.7kmはまさにその範囲内。通勤手段の見直しを考えているなら、ぜひ検討してみてください。

まず移動時間の面では、電車やバスの待ち時間・乗り換えに左右されることなく、ドアtoドアで7〜9分程度で移動できます。公共交通機関の遅延にも影響されないため、出発時刻が読みやすくなります。コスト面でも自転車は優れていて、電車やバスと比べてランニングコストが低く、駐輪場の料金も安価なケースが多いのがポイント。

通勤手当については、マイカー・自転車通勤が通勤手当の非課税対象となるのは2km以上からです。1.7kmはこの基準に届かないため、税法上は通勤手当の非課税対象外となる点には注意が必要です。また、労務行政研究所の調査では、2km以上から通勤手当を支給する会社が圧倒的に多く、2km通勤の平均支給手当額は2,089円ほどとの報告があります。

健康面では、適度な有酸素運動として心肺機能を高め、体力向上にもつながるでしょう。総合的に見て、1.7kmは自転車通勤に向いた距離といえるでしょう。

1.7kmは通勤手当の非課税対象「2km以上」にわずかに届かない距離です。会社の規定を事前に確認しておきましょう。

自転車で1.7kmの所要時間を自分で計算する方法

自転車で1.7kmの所要時間を自分で計算する方法

「自分のルートだと何分かかるか」を事前に計算したい場合、シンプルな公式が使えます。

市街地での基本の計算式は「距離(km)× 4分」です。1.7kmの場合、1.7 × 4 = 6.8分——つまり約7分が計算上の目安です。

この7分はあくまで信号がほとんどない場合の最短ラインです。実際の所要時間は信号の状況で変わります。

信号の影響を加算する場合は、大きな幹線道路を1回渡る場合は+2分、交差点を数回渡る場合は+5分を目安に加えましょう。たとえば幹線道路を2回横断するルートなら「7分 + 4分 = 11分」が実態に近い目安です。

郊外や信号の少ない道路を走る場合は「距離(km)× 3分」で計算できます。1.7kmなら約5分という計算になります。また、徒歩の所要時間を3で割るだけ。Googleマップ等で徒歩「21分」と出ていれば、21 ÷ 3 = 7分が自転車の目安というわけ。不動産広告では徒歩1分=80mが基準ですが、自転車では1分≈190mという目安があり、この差を活用した換算もできます。

自分のルートを把握したうえで、最初の1〜2回は時間を計測してみてください。より正確なペースが掴めるはずです。

雨の日・悪天候時の1.7km自転車移動の対処法

雨の日・悪天候時の1.7km自転車移動の対処法

1.7kmという短い距離でも、雨の日の自転車移動には注意が必要です。

たとえ短い距離であっても、雨の日は自転車に乗るのを避けた方がよいでしょう。雨天時はスリップしやすく、車からの視認性も低下します。レインウェアの脱ぎ着に時間と手間がかかるうえ、走行後は自転車のメンテナンスも必要になります。

雨の日は路面が滑りやすく、自転車での転倒リスクが上がります。特に白線や金属のふたの上は非常に滑りやすいため、注意してください。

雨天時は基本的に公共交通機関を利用するのが安全です。無理して雨の中を走り続けるより、雨の日は別の手段を選ぶのがおすすめ。通勤・通学を長続きさせやすくなります。

悪天候に関しては、強風の日もつらいという声が多いもの。また、「雨の日に歩いて無理なく通える距離かどうかが、その距離の通勤を続けられるかどうかの基準」という声も多いようです。1.7kmは徒歩で21分程度の距離のため、雨の日は徒歩でカバーするのが安心です。ロードバイクで通勤する場合は、雨の日は乗らないようにしている人が多い傾向があります。1.7kmであれば、雨の日用のレインカバーや折りたたみ傘を携帯しておきましょう。急な雨にも対応しやすくなります。

まとめ: 1.7km自転車移動の時間と活用ポイントのまとめ

この記事のまとめです。

  • 市街地での1.7km自転車所要時間は、信号込みで7〜9分が目安
  • 自転車の分速190m/分で計算すると、1700m ÷ 190 ≈ 約9分
  • 信号なし・平坦な道であれば、1km × 4分 × 1.7 = 約7分が計算の基本
  • 幹線道路を1回渡るごとに+2分、交差点を数回渡れば+5分が加算される目安
  • 徒歩では約21分(1分=80mの不動産広告基準)、バスは待ち時間含めて20分以上になることも
  • 自転車は徒歩の約3倍速く、2km以内の距離では最速の移動手段になりやすい
  • 市街地では信号の影響が大きく、ロードバイクもママチャリも所要時間にほとんど差が出ない
  • ミニベロや電動アシストはスタートダッシュが得意で、信号の多い市街地で有利
  • 坂道があるルートは電動アシストがあると快適さが大きく変わる
  • 1.7kmは通勤手当の非課税対象「2km以上」に届かないため、会社規定の確認が必要
  • 雨の日・強風の日は自転車を避け、公共交通機関や徒歩への切り替えが安全
  • 1.7kmは徒歩でも約21分でカバーできる距離のため、悪天候時の代替手段として活用できる
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

はじめまして、チャリネコです。
子どもから大人まで、きっと誰もが一度は乗ったことのある自転車。
とても身近な乗り物だけど、実は知らないことっていっぱいありませんか?

目次