かっこいい自転車ヘルメットを選ぶなら、まずは「普段着に合わせたいか、スポーティーにまとめたいか」で候補を分けるのがおすすめです。街乗りならバイザー付きのCANVAS-URBANや丸い形のKOOFU CS-1、スポーツ寄りならREZZA-3が候補になります。
ただ、気に入った形でも頭に合うとは限りません。同じサイズ表示でもモデルによって装着感は変わります。この記事では大人の購入候補として5モデルを取り上げ、見た目だけでなく、頭周サイズ・価格・装備の違いまで比較します。僕なら、好きなデザインを見つけたあとに、試着で無理なくかぶれるかを確かめます。
- 街乗り・普段着・スポーツで選ぶ5モデル
- サイズ別の頭周目安と重量の比較条件
- 正しい着用位置で確かめる見た目とフィット
- 安全表示・装備・購入条件の確認ポイント
かっこいい自転車ヘルメット5選をデザインと用途で比較
まずは価格・サイズ・重量で候補を絞ろう

街乗り向けの形を探すならCANVAS-URBANを出発点に、小さめサイズも試したい人はKOOFU CS-1、大きめサイズが必要な人はCANVAS-URBAN Xへ。bernのデザインが好みならWATTS 2.0、スポーツ走行を意識するならREZZA-3も見比べてみましょう。
順位ではなく、好みと適合サイズから選ぶ5候補です。
| モデル | デザイン・選ぶポイント | 税込掲載価格 | サイズと頭周の目安 | 掲載重量 |
|---|---|---|---|---|
| CANVAS-URBAN | 街乗り向けのバイザースタイル | 7,920円 | M/L:57〜59cm | 参考290g |
| CANVAS-URBAN X | 街乗り向けのビッグサイズ | 7,920円 | XXL/XXXL:63〜66cm | 参考325g |
| KOOFU CS-1 | 丸い形のシンプルな普段着モデル | 9,350円 | S/M:55〜58cm、M/L:57〜60cm | 参考220g/235g※ |
| WATTS 2.0 | bernのWATTSを受け継ぐモデル。US FIT採用 | 定価16,500円 | S:52〜55.5cm、M:55.5〜59cm、L:59〜62cm | 360g/390g/420g |
| REZZA-3 | スポーツ向けのマルチスタイル | 12,100円 | S/M:55〜58cm、M/L:57〜60cm、XL/XXL:61〜64cm | 参考260g/280g/290g※ |
価格は2026年9月25日確認時のメーカー・国内公式サイト掲載額です。WATTS 2.0は定価を載せていますが、同日の公式販売ページではMATTE OCEAN BLUEが11,550円と表示されていました。色によって販売価格が異なるため、定価と購入額を分けて見てください。
重量は各行のサイズ順です。※のKOOFU CS-1とREZZA-3は、バイザー未装着時の参考重量。カブトの参考重量はメーカー計測値で、実物と若干異なる場合があります。装備条件をそろえた実測比較ではないので、数字だけで装着感まで決めず、まずサイズの合うモデルを残しましょう。
通勤・街乗りならCANVAS-URBAN、大きめならURBAN X
CANVAS-URBANは、通勤や街中の移動に向けたバイザースタイル。キャンバスバイザーが同梱され、前側のパッドの役割も兼ねています。メーカーは、通気性を確保したまま装着できると説明しています。普段着で乗るとき、つばのある見た目が好きな人に検討してほしいモデルです。
OGK KABUTO CanvasUrban(オージーケー カブト キャンバス アーバン)M/L ヘルメット 57〜59cm (自転車/スポーツ/ヘルメット/子供/大人/男性/女性/おしゃれ/バイザー付/帽子)
色の選択肢も特徴です。マットブラックやマットネイビーのほか、マットオリーブ、マットアッシュブルー、マットターコイズなどを展開しています。黒系でまとめたい人も、好きな色を主役にしたい人も候補を探せます。ただし、サイズ展開はM/Lの57〜59cm。
色を先に決め込む前に、この範囲が自分に合うかを見ておきましょう。
日常の使い勝手では、上下3段階に調整できるダイヤル式アジャスターと、後部・左右の大型リフレクターを備えます。リフレクターは車のライトを反射し、ドライバーへ存在を知らせるもの。テールライトを取り付けやすい形状ですが、ライト自体は別売で、取り付けられない製品もあります。
写真にライトが写っていても、付属品とは限りません。
大きめを探すなら、別モデルのCANVAS-URBAN X。頭周の目安は63〜66cmで、マットオフホワイトとマットブラックの2色です。こちらもバイザー同梱で、上下3段階のアジャスターと大型リフレクターを備えます。
通常版の57〜59cmから連続したサイズ展開ではないため、60〜62cmの人が名前だけでXを選ぶのは避け、ほかの候補も含めて試着したいところです。
普段着のデザインで選ぶKOOFU CS-1とWATTS 2.0

丸くシンプルな形が好みなら、KOOFU CS-1が候補です。メーカーが普段着モデルとして案内する、クラシカルな雰囲気のラウンドフォルム。専用バイザーは同梱で、服装やシーンに合わせて着脱できます。バイザー付き・なしのどちらの姿も好みに合うかを見比べたい一つです。
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小さめのS/Mがある点もCANVAS-URBANとの違い。頭周の目安はS/Mが55〜58cm、M/Lが57〜60cmで、軽い操作で細かく調整できるアジャスターを採用しています。色は無地系に加えてマットヘリンボーンブルーやマットヘリンボーングレーなども用意。
形はシンプルに、色柄では好みを出したい人にも選択肢があります。
bernのデザインが気になるなら、WATTS 2.0も見比べてみましょう。国内公式サイトでは、ブランドを象徴するWATTSのアップグレードモデルとして紹介されています。掲載色はMATTE BLACK、MATTE OCEAN BLUE、MATTE SAND。
カブトの候補とは別のブランドから探したい人向けの一つです。
購入時に外せない条件は、WATTS 2.0がUS FITであること。公式では、欧米人の頭の形に多い楕円型の設計と説明されています。
S・M・Lという記号だけで、ほかのモデルと同じかぶり心地だとは考えないでください。
bern Japanも頭周寸法は推奨サイズであり、フィット感には個人差があると案内しています。国内向けサイトの商品でも、すべて同じ頭型設計というわけではありません。
スポーティーな見た目と装備ならREZZA-3
REZZA-3は、カブトのスポーツ用ラインにあるマルチスタイルヘルメットです。ツートンホワイトやツートンブラック、ブルーブラック、レッドブラック、ダークグレーを展開。普段着向けの丸いモデルよりも、スポーツ用のデザインを軸に探したい人の候補になります。
特徴は、同梱のフロントバイザーを着脱でき、別売シールドにも対応すること。シールド取り付け用のマグネットが内蔵され、対応品はAR-5とARS-3です。ただし、バイザーと別売シールドは併用できません。また、眼鏡の形状によってはシールドを使用できない場合があります。
眼鏡を使う人は、本体のフィットとあわせて装着の相性も確認する必要があります。
調整部分には、後頭部を包み込むように支えるスプリング構造と、上下5段階に調整できるXF-8アジャスターを採用。あごひもが緩みにくいロック機構を持つ、YKKとの共同開発のバックルも備えています。サイズは3種類ですが、M/Lの57〜60cmとXL/XXLの61〜64cmは別の範囲です。
調整段階の多さだけでサイズ選びを済ませず、該当サイズを試すことが前提になります。
かっこいい自転車ヘルメットをサイズと安全性で選ぶ
「きのこ頭」が気になるなら、見た目とフィットを試着で確かめる
頭だけ大きく見える、いわゆる「きのこ頭」が気になっても、特定のモデルなら誰でもすっきり見えるとは言い切れません。カブトは、製品の設計によって同じサイズ表示でも装着感が異なる場合があるとして、購入前の試着を案内しています。商品単体の形と、自分がかぶった姿は分けて判断しましょう。
例えば頭周が58cmなら、数値上はCANVAS-URBANのM/L、KOOFU CS-1のS/MとM/L、REZZA-3のS/MとM/Lが候補に入ります。けれど、範囲に入ることは装着感が同じという意味ではありません。小さい表記を選べば必ず見た目もよくなる、と決めず、実際のフィットで絞り込む場面です。
頭周の数字が近いモデルを比べるときは、形の違いも見ます。WATTS 2.0は楕円型のUS FITを明記しており、サイズ表だけでは分からない相性があります。bern Japanは、頭部とヘルメットの間に人差し指が入る、若干余裕のある状態を推奨しています。
これは同ブランドのフィッティング案内で、ほかのメーカーへ一律に当てはめる基準ではありません。
安全性の表示はJCF公認・推奨などの対象を確かめる


見た目が好みでも、安全性を示す表示は省かずに見たいところです。警視庁の案内では、努めてSGマークなどの付いたヘルメットを使い、あごひもを確実に締めるなど正しく着用するよう求めています。表示の例には、SG、JCF公認・推奨、JIS、CE(EN1078)、CPSC(1203)などが挙げられています。
| 候補 | 製品公式ページの規格表示 |
|---|---|
| CANVAS-URBAN/CANVAS-URBAN X/KOOFU CS-1 | JCF推奨 |
| REZZA-3 | JCF公認、EN1078 |
| WATTS 2.0 | CPSC、EN 1078 |
「JCF推奨より公認のほうが、街乗りでも安全性が上なの?」と迷うかもしれません。カブトの公式FAQでは、公認と推奨は同じ試験内容で、安全面での違いはないと説明されています。一方、競技によっては公認でなければ使用できない場合があるとのこと。
競技への参加も考える人は、大会の使用条件と製品表示を照らし合わせて選びましょう。
規格名の数や価格だけで安全性の順位をつけるのではなく、使用目的に合う表示と正しい装着をセットで考えます。CANVAS-URBANの説明書も、ヘルメットはいかなる事故にも絶対安全というものではなく、危険の度合いを減らす装備の一つとしています。
かぶる角度を変えず、あごひもと後頭部を調整する
かっこよく見せたくても、おでこを大きく出すような後ろ寄りのかぶり方は避けましょう。CANVAS-URBANの説明書では、前から後ろにかけて水平にし、ヘルメットの先端が眉毛のすぐ上に来る状態が正しい位置です。先端が上を向き、前頭部が見えている状態は、誤った例として示されています。
同モデルでは、後頭部のアジャスターを適度に緩めてからかぶり、前側を押さえながらダイヤルを適度に締めます。アジャスターは、ヘルメットのずれやぶれを抑えるための調整部品です。操作するときは髪が絡まないように注意し、耳まわりのあごひもが緩い・きつい場合は、あごひも調整具の高さも合わせます。
CANVAS-URBANの説明書では、使用前に試着し、頭にぴったりフィットするようにあごひもの長さや調整具の位置、後頭部のアジャスターの締め具合を調整するよう案内しています。
ただし、バックルを締めたときの隙間の目安は、日本語ページでは指が1〜2本、英語ページでは指を横向きに2〜3本と記載が異なり、どちらを採用すべきかは確認できません。バックルは肌を挟まないようにし、カチッと音がするまで最後まで差し込みます。
後頭部をダイヤルで調整しただけで終わらせず、あごひもの長さと留め具まで整えることが必要です。
ここでの具体的な調整方法は、CANVAS-URBANの説明書に沿ったものです。別モデルでは、その製品の説明書を使ってください。また、CANVAS-URBANはヘルメットと頭の間に何もかぶらないよう警告しています。帽子を重ねてシルエットを変える方法は採用しないでください。
好みの色は購入時に選び、塗装や加工で変えない


サイズと形が決まったら、最後に色を絞ります。色数を重視するならCANVAS-URBAN、柄も選びたいならKOOFU CS-1、ツートン系が好みならREZZA-3という見方ができます。メーカーが用意した色と、対応が明記されたバイザーなどの装備で、好きな見た目を選びましょう。
購入後に塗り替えたり、中身を削って小さく見せたりする方法は勧められません。CANVAS-URBANの説明書は、塗装、穴開け、内部の衝撃吸収材を削ること、あごひもの改造などを禁止しています。塗料や熱の影響で材質が侵され、衝撃吸収力が低下する場合があるためです。
マットカラーの扱いにも注意が必要です。同説明書では、最初から貼られているステッカーを剥がすと、つや消しの表面処理も剥がれることがあるため、剥がさないよう案内しています。自分で追加したステッカーを後から剥がす場合も同様の可能性があります。
ロゴや表示を消して見た目を整えるつもりなら、加工する前提ではなく、購入時のデザインで選んでおきたいですね。
カブト製品の購入先について、公式FAQではメーカーによる直接販売は行わず、販売店へ注文するよう案内しています。また、販売店で買った商品の返品・交換はメーカーが直接受け付けるのではなく、購入した販売店へ問い合わせる仕組みです。
試着してから買いたい人は取扱店で相談し、通販を使う場合も、注文する型番・サイズと販売店の返品交換条件を先に見ておきましょう。
かっこいい自転車ヘルメット選びのまとめ
この記事のまとめです。
- 街乗り向けならCANVAS-URBAN、丸くシンプルな普段着モデルならKOOFU CS-1が候補です。
- CANVAS-URBANは57〜59cm、URBAN Xは63〜66cmが目安で、連続したサイズ展開ではありません。
- WATTS 2.0は楕円型のUS FIT。頭周の数値だけでほかのモデルと同じ装着感とは判断できません。
- REZZA-3はバイザー同梱、シールドは別売。両者は併用できず、眼鏡の形状による制約もあります。
- KOOFU CS-1とREZZA-3の掲載参考重量は、バイザー未装着時の値です。
- 頭が大きく見えることが気になっても、小さいサイズへ決め打ちせず、正しく装着した姿を試着で確かめましょう。
- 安全性を示すマークと用途を確認。カブトはJCF公認と推奨を同じ試験内容と説明し、競技による使用条件の違いを案内しています。
- CANVAS-URBANは水平にかぶり、先端を眉毛のすぐ上へ。あごひもと後頭部の調整も必要です。
- CANVAS-URBANでは塗装や内部の加工は禁止。好みの色や見た目は購入時に選びましょう。
- カブト製品の購入や、販売店購入品の返品・交換は販売店へ相談。注文前に型番・サイズ・店舗条件を確認しましょう。









