電動自転車の購入を検討しているけれど、「いったいいくらかかるの?」と価格が気になって踏み出せない方は多いのではないでしょうか。通常の自転車と比べると価格が高く、どのタイプが自分に合っているのか判断しにくいですよね。
電動自転車の相場は10万円前後が目安とされていますが、これはシティサイクルタイプの話です。子ども乗せタイプや折りたたみタイプ、スポーツタイプなど種類によって価格帯は大きく異なり、同じ「電動自転車」でも6万円台から40万円以上まで幅があります。
また、ヤマハ・パナソニック・ブリヂストンといった国産メーカーによっても、価格の傾向や特徴に違いがあります。さらに、買い時のタイミングや補助金制度を上手に活用すれば、相場より大幅に安く購入できることも。
この記事では、2026年2月時点の電動自転車の相場を種類別・メーカー別に整理し、維持費の目安や賢い購入方法まで詳しく解説します。予算に合った最適な1台を見つけるヒントにしてください。
- 電動自転車の相場はシティサイクルで10万円前後、子ども乗せで15万円前後が目安
- ヤマハ・パナソニック・ブリヂストンの3大メーカーはそれぞれ9〜19万円の価格帯で展開
- バッテリー交換や充電費用など、購入後の維持費も年間数千円〜数万円規模でかかる
- 型落ちモデルや補助金制度を活用すれば、相場より2〜5万円安く購入できる可能性がある
電動自転車の相場を種類別に知ろう
- シティサイクル(ママチャリ型)の価格相場と特徴
- 子ども乗せ電動自転車の価格相場と選び方
- スポーツ・e-Bikeタイプの価格相場
- 折りたたみ・ミニベロタイプの価格相場
シティサイクル(ママチャリ型)電動自転車の価格相場

2026年2月時点の情報として、シティサイクルタイプの電動自転車の相場は10〜15万円前後とされています。通常の自転車に比べると5倍ほどの価格になりますが、これはモーターやバッテリーなどの電子部品が搭載されているほか、それらを保護するための耐久性が必要なためです。
安価なモデルであれば6万円弱から購入できるものもあります。ただし、安価なモデルはバッテリー容量が6〜9Ahと小さい傾向があり、1回の充電で走れる距離は20〜45km程度にとどまることが多いとの報告があります。相場価格帯のモデルは100km以上走行できるものもあるため、長期的なランニングコストを考えると相場価格帯のモデルが有利になる可能性があります。
価格に影響する主な要素は4つあります。まず、バッテリー容量の違いです。8Ah、12Ah、16Ahと容量が上がるにつれて走行距離が伸び、価格も上がります。次に、モーター性能です。坂道発進のスムーズさやアシスト強度の調整範囲が価格に反映されます。3つ目は車体設計や素材です。スチールフレームは安価ですが重く錆びやすい一方、アルミフレームは軽量でサビに強く長期間きれいな状態を保ちやすいです。4つ目は標準装備の充実度です。ライト・カゴ・錠・スタンド・泥除けなど装備が豊富なモデルほど価格が高くなる傾向があります。
通勤・通学向けのシティモデルは約8万円〜15万円が価格帯とされており、軽量・長距離バッテリー型が中心です。日常の買い物や通勤のメインの足として使うなら、バッテリー容量と装備内容のバランスを見て選ぶとよいでしょう。

子ども乗せ電動自転車の価格相場と選び方

子ども乗せ電動自転車の相場は14〜18万円前後とされています。複数のソースが12〜18万円という価格帯を示しており、シティサイクルより高めの価格設定です。頑丈なフレーム構造とチャイルドシート・安全装備が充実しているため、価格が高くなります。
具体的なモデルでは、YAMAHA PAS Babby un SPが約15.5万円、Panasonic ギュット・クルームRが約16.8万円との報告があります。3人乗り対応の電動自転車は安全基準に適合するための設計が必要となり、その分価格に反映されています。
チャイルドシートの乗車可能年齢については、前乗せチャイルドシートは4歳まで、後ろ乗せは6歳まで乗車できるとされています。2人の子どもを乗せる場合は「幼児2人同乗基準適合車」を選ぶことが推奨されています。
安価なモデルにはチャイルドシートがほとんど設定されておらず、10万円以下の電動自転車ではチャイルドシート付きのモデルは販売されていないケースがほとんどとのことです。子ども乗せ電動自転車を選ぶ際は、バッテリー容量にも注目しましょう。大容量バッテリーであれば、朝の送りと夕方の迎えを1回の充電で済ませられるというメリットがあります。安全性と利便性を考えると、相場価格帯のモデルを選ぶことが重要です。

スポーツ・e-Bikeタイプの価格相場

スポーツタイプの電動自転車の相場は15万円〜20万円前後とされており、e-Bikeになると30万円〜が相場とされています。スポーツ・e-Bikeの価格帯は約15万円〜40万円と幅広いです。
e-Bikeとは、ロードバイク・クロスバイク・マウンテンバイクなどスポーツタイプの自転車を電動化したモデルの総称です。センサー精度が高く、踏み込みに対してリニアでパワフルなアシストを得られます。バッテリー容量も大きく、100km以上の走行が可能なモデルもあるとのことです。
価格が高い理由として、アルミや特殊合金・カーボン素材による軽量化が価格に上乗せされる点が挙げられます。
スポーツタイプの特徴として、スピードとパワーに優れ、坂道や長距離に強いことが挙げられます。ギア性能も高く、趣味やスポーツ・運動用途に最適なカテゴリです。価格帯が幅広いため、まずは自分の使用目的(通勤兼用なのか本格スポーツ用途なのか)を明確にした上で選ぶとよいでしょう。
折りたたみ・ミニベロタイプの価格相場

折りたたみタイプの価格帯は10〜30万円、ミニベロタイプも10〜30万円とされています。安いものは7万円前後から販売されており、シティサイクルより安価な入手ができる場合もあります。ただし、大体10〜13万円が標準的な相場価格帯とのことです。
折りたたみタイプの特徴は、コンパクトになるため収納場所を確保しにくい人に向いている点です。ただし、折りたたんでもバッテリーやモーターが搭載されているため、20kg程度の重さがある点が多いとの報告があります。
ミニベロはタイヤサイズが16〜20インチの径が小さいタイプで、街乗りに向きコンパクトで収納しやすいのが特徴です。近年はユニットの小型化が進み、スマートでおしゃれなデザインのものが増えています。
安価すぎる折りたたみタイプはバッテリーが壊れやすいリスクがあるとの報告があります。また、安価なコンパクトタイプは車体のみで価格を抑えているものもあり、必要なカゴやスタンドなどのアクセサリーが別途必要になる場合があります。追加費用も含めた総コストで比較することをおすすめします。

電動自転車の価格を決める要素と賢い購入方法
- 国産3大メーカーの価格帯と特徴の比較
- 電動自転車の維持費(充電・バッテリー交換・タイヤ交換等)
国産3大メーカー(ヤマハ・パナソニック・ブリヂストン)の価格比較

電動自転車の国内大手3メーカーはヤマハ・ブリヂストン・パナソニックの3社で、充実した保証と製品の質への信頼から国内の電動自転車市場を牽引しています。
ヤマハの価格帯は約9万円〜17万円との報告があります。1993年に世界初の電動自転車を販売したパイオニアとして知られており、アシストのなめらかさに定評があります。傾斜に合わせてアシストのモードを自動で変えるスマートアシストパワーを採用しており、電動自転車が不安な方にも安心できるメーカーです。PASシリーズとして多彩なラインナップを展開しています。
パナソニックの価格帯は約10万円〜19万円との報告があります。家電技術を生かした高品質バッテリーに定評があり、子ども乗せ・通勤向けモデルが豊富なのが特徴です。また、ボタン一つで施錠・開錠できるパナソニック独自の機能が搭載されているモデルもあります。デザインも価格帯も幅が広く、多様なニーズに対応しています。
ブリヂストンの価格帯は8万円台からとされています。タイヤメーカーならではのパンクに強いタイヤを搭載したモデルが特徴です。各メーカーとも補助金対象機種を多く揃えており、保証体制やアフターサポートも整っています。
なお、有名メーカーの型落ちモデルは通常10万円を超えるモデルでも、1つ前の年式であれば10万円以下で購入できるケースがあるとの報告があります。
電動自転車の維持費(充電・バッテリー交換・タイヤ交換)

電動自転車は本体の購入費用だけでなく、購入後の維持費も把握しておくことが重要です。
充電費用は、フル充電に必要な電気代が1回当たり5〜10円とされています。通勤・通学などで毎日使う場合でも3日ほど充電がもつとのことで、1か月にかかる費用は多くても数百円程度です。日常の維持費としては非常に安価な部類に入ります。
バッテリー交換費用は、電動自転車の維持費のなかで最も大きな出費となります。バッテリーの寿命は通常3〜5年で、交換費用は2〜4万円が相場です。使用頻度によってはそれ以上になる場合もあるとのことです。バッテリーを長持ちさせるには、過放電を防ぐ・タイヤの空気圧を一定に保つ・直射日光や寒い場所を避けるなどの工夫が有効です。
ブレーキ関係の費用については、ブレーキシューの交換が部品代2,000円〜1万円(別途工賃)、ブレーキワイヤーの交換が1,000〜2,000円程度とされています。タイヤ交換は、自分で行えば前後両方で3,000円前後、ショップに依頼すると8,000円前後かかります。また、盗難保険は5,000円〜が相場です。
電動自転車の寿命は大体7〜8年前後との報告があります。バッテリーや各パーツの交換を適切に行えば、長期間使い続けることができます。

電動自転車の相場まとめ
この記事のまとめです。
- 電動自転車の相場は種類によって異なり、シティサイクルは10〜15万円、子ども乗せは14〜18万円、スポーツ・e-Bikeは15〜40万円が目安(2026年2月時点)
- 折りたたみ・ミニベロタイプは7万円前後〜15万円前後で、収納性を重視する人に向いている
- 安価モデル(6万円弱〜)はバッテリー容量が小さく走行距離が短い傾向があり、長期的なコストを考えると相場価格帯が有利
- 価格を左右する主な要素はバッテリー容量・モーター性能・フレーム素材・標準装備の4つ
- ヤマハは9万円台〜でアシストの滑らかさに定評、パナソニックは10万円台〜でラインナップが豊富、ブリヂストンは8万円台〜でパンクに強いタイヤが特徴
- フル充電の電気代は1回5〜10円程度で月の充電費は数百円と安価
- バッテリー交換費用は2〜4万円が相場、寿命は3〜5年が目安
- タイヤ交換は自分で行えば前後で3,000円前後、ショップに依頼すると8,000円前後
- 電動自転車の寿命は7〜8年前後との報告があります
- 買い時は夏シーズン(7月)や主要メーカーのモデルチェンジ期(11〜1月)が狙い目
- 型落ちモデルは最新モデルより安く購入できるケースがあり、コストパフォーマンスが高いことも
- 自治体によっては補助金制度が設けられている場合があり、購入費用を抑えられる
- 分割払いを活用すれば一括払いが難しい場合も購入を検討しやすい
- 中古購入はバッテリー状態と保証の有無を必ず確認することが重要
- 自分の使用目的(通勤・子育て・買い物・スポーツ)を明確にしてから種類・メーカーを絞り込むことが失敗しない選び方の基本

