自転車をレトロな雰囲気にしたいなら、砲弾型ライトは気になるパーツですよね。選ぶ方向は、存在感のある大きめの電池式か、小ぶりなUSB充電式か。ただし、見た目を決める前に、自分の車体へ取り付けられるかを確かめることが大切です。
この記事では、KiLEYの電池式「砲弾ライト」LM-001と、充電式「バレットライト」LM-018を比較します。乾電池を交換して使いたいならLM-001、小さめの本体と最大250ルーメンの明るさを求めるならLM-018が候補。前カゴやブレーキとの関係、交換・充電の方法まで順番に見ていきましょう。
- 砲弾型の大きさと素材による見た目の違い
- 電池式LM-001と充電式LM-018の使い分け
- 明るさとモード別点灯時間の比較
- 前カゴ・ブレーキ・専用ステーの適合条件
自転車の砲弾型ライトを選ぶ基準|見た目・電源・明るさ・適合
砲弾型はレトロな形が特徴。大きさと素材で印象を選ぶ

砲弾型ライトは、名前の通り砲弾のような形をした、レトロなデザインのフロントライトです。TOKYOBIKEは、電池式のLM-001を前輪の上に取り付ける、存在感のあるパーツとして紹介しています。ハンドル周りだけでなく、自転車の正面の見た目を変えたいときに注目したい形です。
同じKiLEYでも、本体の仕上がりは異なります。LM-001は光沢のあるスチール製。メーカーは、クロモリフレームのシティバイク、ミニベロ、クルーザー、ランドナーに似合うと案内しています。一方のLM-018は、アルミニウム合金から削り出したボディ。
昔ながらの形を残しつつ、小ぶりなものを探す人に向く候補です。
外観写真では大きさの差がつかみにくいので、本体寸法も見比べましょう。LM-001は直径66.5mm・奥行105mm、LM-018の公表サイズは41mm×76mmです。ライトの存在感を楽しむか、控えめに収めたいか。僕なら、まずこの違いから好みを絞ります。
電池式とUSB充電式は、補給方法と取り外す部分が違う
LM-001は単4電池4本を使う電池式で、電池は別売りです。電池が切れたら交換する使い方なので、USBで充電する時間を設けたくない人はこちらが候補になります。ただし、交換時には本体のツメを外し、内部の黒い保護カバーを取り外す作業があります。
LM-018は、付属のマグネットUSBケーブルで充電する方式。前方を回してレンズ・バッテリー部分を外せるため、ボディを自転車に固定したまま、バッテリー部分だけを取り外して充電できます。「ネジで取り付けるライトだと、充電のたびに工具が必要?」と心配している人は、この構造が判断材料になります。
選ぶときは、乾電池を用意して交換する使い方と、バッテリー部分を持ち帰って充電する使い方のどちらを続けやすいかで考えるとよいでしょう。LM-018の充電時間は約3.5時間。電源方式の名前だけでなく、普段どこで補給するかまでイメージしておきたいところです。
夜道で使うなら、最大光量と点灯時間をセットで見る
明るさを重視するなら、LM-018が比較の中心になります。最大光量は250ルーメンですが、その明るさで使える時間は約5時間です。「最大250ルーメン」と「最大約8.5時間」をつなげて、250ルーメンのまま約8.5時間使えると受け取らないようにしましょう。
| LM-018のモード | 光量 | 使用時間の目安 |
|---|---|---|
| 強 | 250ルーメン | 約5時間 |
| 中 | 150ルーメン | 約7時間 |
| 弱 | 50ルーメン | 約8.5時間 |
| 点滅 | 記載なし | 約16時間 |
使用時間・光量は充電時間や使用環境によって変動します。点滅の約16時間は、点灯で使える時間とは別の数値です。
電池式のLM-001について、TOKYOBIKEは街灯やビル群など、ある程度明かりが確保できる環境での使用をすすめています。夜道での使い方を考えるときは、まず自分が通る道に照明があるかを振り返り、そのうえで必要なモードの点灯時間を比べましょう。
LM-001の光量表示にある違いは、後の製品紹介で説明します。
また、光量の数字だけで、公道での前照灯としての条件まで満たすと決めつけることはできません。警視庁は、前照灯について白色または淡黄色で、夜間前方10mの交通上の障害物を確認できる光度を案内しています。夜間の点灯と乗車前の点灯点検は、警察庁の案内にもあります。
購入時には、夜間の前照灯として使う予定と通行環境を販売店へ伝えて相談しましょう。
取り付けはブレーキ台座と前カゴの条件を先に確かめる


KiLEYの両モデルは、公式FAQでフロントフォークにキャリパーブレーキ用の台座があれば取り付け可能と案内されています。それ以外の車種は形状次第です。「クロスバイクだから付く」「ミニベロなら大丈夫」と車種名だけで判断せず、実際の取り付け部分を見てもらいましょう。
両モデルの説明書にある取り付け例は、フロントブレーキを外してステーを固定する方法です。その際は、ブレーキやワイヤーに干渉しない位置への調整が必要。説明書も、自転車とブレーキの種類で取り付け方が異なるとして、具体的な方法はKiLEY取扱店への相談を案内しています。
初心者が、見た目の似た取り付け写真だけを頼りに進める作業ではありません。
前カゴ付きの自転車は、カゴを残せるかも購入前の分かれ道です。LM-001の公式FAQでは、前カゴの種類と車種によって取り付け可否が異なり、追加パーツが必要になる場合があるとしています。一方、TOKYOBIKEのLM-001販売ページでは、対応モデルの条件としてフロントバスケットとの併用不可を明記。
LM-018の同店ページは、一部のフロントバスケットとの併用不可という案内です。
つまり、「砲弾型ライトは全部カゴと併用できない」とも、「追加パーツがあれば必ず使える」とも言い切れません。車体の型名、ブレーキ、前カゴを組み合わせて確認する必要があります。
自転車用砲弾型ライトの購入候補と交換・充電・雨への注意
電池式の候補はKiLEY「砲弾ライト」LM-001
KiLEY「砲弾ライト」フロント用 LED LM-001は、光沢のあるスチールの質感と、大きめの外観を楽しみたい人の候補です。電池を交換して使う方式で、シルバーとブラックを展開。本体上部の黒いボタンで、点灯強・点灯弱・点滅を切り替えます。
| 比較項目 | 砲弾ライト LM-001 | バレットライト LM-018 |
|---|---|---|
| 本体素材 | スチール | アルミニウム合金 |
| 本体寸法 | 直径66.5mm・奥行105mm | 公表サイズ41mm×76mm |
| 電源 | 単4電池4本・電池別売り | マグネットUSB充電 |
| 通常価格の表示 | 税込5,940円 | 税込14,300円の表示あり・色で価格が異なる |
| 電源補給時の扱い | ツメを外して内部の電池を交換 | ボディを固定したままバッテリー部分を取り外して充電可能 |
価格は2026年11月8日確認時の公式サイト表示です。LM-018はシルバーとブラックで価格が異なるため、購入する色の金額を確認してください。
LM-001で気を付けたいのは、明るさの表示に差があることです。公式の商品特徴では最大150ルーメンですが、同サイトから案内される日本語説明書は最大105ルーメン。TOKYOBIKEの販売ページも105ルーメンを掲載しています。
どちらが購入品に当てはまるかは、この表示だけでは確定できません。明るさが購入の決め手になる場合は、販売店に確認が必要です。
説明書の最大使用時間は点灯連続8時間、点滅連続16時間で、使用環境や使用頻度によって変動します。点灯強・点灯弱ごとの時間は分けられていないため、「強モードで8時間」とは扱わないでください。
LM-001は、電池式の扱いやすさと外観に魅力を感じ、街灯のある環境での用途を考えている人から検討したいモデルです。
小ぶりな充電式ならKiLEY「バレットライト」LM-018
KiLEY「バレットライト」(USB充電式砲弾ライト)フロント用 LM-018は、小ぶりな本体、充電式、最大250ルーメンという条件を重視する人の候補です。LM-001から電源方式だけが変わった製品ではなく、ボディの素材や大きさ、操作方法も異なります。
操作する場所はレンズ前面のボタンです。クリックするたびに、強→中→弱→点滅→OFFと切り替わり、長押しは不要。明るさを選べるため、購入前には「一番明るいモードを使いたいのか」「点灯時間を長めに取りたいのか」を考え、先ほどのモード別の表と照らし合わせましょう。
付属品は、公式の商品概要・FAQではUSB充電ケーブル、取付用ステーSS-01、ボルト、ナットです。ただし、TOKYOBIKEの販売ページでは付属ステーをBR-01と表記しており、型番表示が一致していません。購入先に、実際に同梱されるステーと自分の車体への適合をまとめて聞いておきましょう。
BROMPTONは専用ステーSS-03を確認。G LINEは非推奨


BROMPTONに付けたい場合は、ライト本体に加えて別売りの専用ステーが必要です。現在の公式案内にある商品は、KiLEY BROMPTON用 センターフォークステー SS-03。LM-001とLM-018の両方に使用可能とされています。
SS-03は通常のステーよりもリーチが長く湾曲しており、公式ページはBROMPTON装着時にフロントバッグなどへ干渉しないと案内しています。ただし、同じページに「BROMPTON G LINEの場合、角度が異なるため非推奨」という例外もあります。
BROMPTONという名前だけで対応と判断せず、G LINEかどうかも含めて車体を特定してください。
LM-018の日本語説明書には、BROMPTON用としてBR-03の記載が残っています。この点は、SS-03の商品ページが、従来のBR-03から更新した製品だと説明しています。注文時はSS-03の名称と車体モデルを伝え、ライトに付属する通常のステーとは分けて確認すると話が通じやすいでしょう。


KiLEY KiLEY(キーレイ) BROMPTON用 センターフォークステー SS-03 SS-03 を探す
電池交換と充電は、最後のはめ込み・締め付けまで行う
LM-001の電池交換は、2か所のツメを同時に押しながらライト本体を引き出し、黒い保護カバーを外して行います。単4電池4本をプラス・マイナスの向きに注意して入れ、黒いカバーを戻したあと、取り外しと逆の順序で組み戻します。
ここで黒いカバーを捨てないことが大切です。メーカーは、内部に漏水した際に基板と電池を守るカバーだと説明しています。また、組み戻したらツメが隙間なくはまっているかを確認。隙間があると、雨天時に内部へ水が入り、動作不良の原因になります。交換方法の詳細は、メーカーの電池交換案内でも確認できます。
LM-018は、ライト前方を回してボディ側とバッテリー側に分け、付属のマグネットUSBケーブルを接続して充電します。日本語説明書では、充電完了時に赤点滅から赤点灯へ切り替わると案内しています。
使用中にバッテリー残量が少なくなったときも赤く点滅するため、充電中の表示か、使用中の残量表示かを分けて見ましょう。
充電後は、ボディ側とバッテリー側がしっかり締まっているかを確認します。緩んだままだと走行中にバッテリー側が脱落する可能性がある、というのが説明書の注意です。
充電できたところで終わりにせず、組み戻した状態まで確かめてから使いましょう。
雨ざらしを避ける。充電式のLM-018も完全防水ではない


屋外で使うライトでも、雨に対する条件は押さえておきたいところです。LM-001は完全防水ではなく、メーカーは強雨の際に使用を控えることで長持ちすると案内しています。スチール製の本体は雨ざらしで錆びるため、屋外で雨ざらしにせず、雨天使用後は付着した水分を軽く拭き取る扱いがすすめられています。
LM-018の防水性能はIPX3相当で、公式FAQも完全防水ではないと明記しています。アルミニウム合金製で錆びにくいものの、全く錆びないわけではありません。こちらも雨ざらしを避け、雨天使用後に本体の水分を軽く拭き取るよう案内されています。
「充電式だから雨に強い」と電源方式から判断しないようにしましょう。
見落としやすいのは、ライトを支えるステーです。両モデルの説明書には、ステンレス製の付属ステーも長期間雨ざらしにすると、錆びて強度が落ちる可能性があると記載されています。本体の見た目だけでなく、取り付け部分も含めた保管条件を考えて選びたいですね。
自転車の砲弾型ライトの選び方まとめ
この記事のまとめです。
- 砲弾型ライトはレトロな形が特徴。存在感を楽しむか、小ぶりに収めるかで大きさを選ぶ
- LM-001はスチール製の電池式で、別売りの単4電池4本を使用
- LM-018はUSB充電式。ボディを固定したままバッテリー部分を取り外して充電可能
- LM-018は強250ルーメンで約5時間、弱50ルーメンで約8.5時間。使用時間・光量は条件によって変動
- LM-001の最大光量は公式商品説明が150ルーメン、説明書とTOKYOBIKEが105ルーメン。購入品への適用は販売店へ確認
- 両モデルの取付適合はブレーキ台座や車体形状で判断。前カゴの併用可否も組み合わせ次第
- LM-018の付属ステーは販売ページ間で型番表示が異なるため、同梱品と車体適合を購入先へ確認
- BROMPTON用SS-03は両ライトに使用可能。ただしG LINEは角度が異なるため非推奨
- LM-001は電池の保護カバーとツメのはまりを、LM-018は充電後の締め付けを確認
- 両モデルとも完全防水ではなく、雨ざらしを避ける扱いが必要。ステーの錆にも注意
- 夜間はライトを点灯し、乗車前に点灯を点検。前照灯の条件は光量の数字だけで判断しない










